運から見放される時がきた

どうでもよくなった
このまま放置すれば 叩かれるのは目に見えた
放り出すには 惜しい座だけど
老獪(ろうかい)に詭弁を弄すも そろそろ限界
〆の博打の大芝居を 楽しもう

前にイメージダメージした手を また使う
持病の悪化といえば 世間も納得するだろう
周到な用意が必要だった
シナリオ通り 絶妙のタイミングで辞任発表
見事な引き際と 甘い世間は名残を惜しむ

してやったりと 数ヶ月後
薬が効いたと色艶良くなり 元気はつらつ
選挙区を笑顔で回る 桜の挨拶代わり
議員の信望も取り付けて 
経済政策の成果を自我自讃する

なんだか少しおかしくない
辞任するだけの 症状悪化
難病とも言われる 潰瘍性大腸炎
薬が適合したから 改善しました
いけしゃあしゃあと おっしゃるけれど
なんでもっと 早くに治療をしなかったのか
日本でも優秀な主治医は 一体どんな治療をしてきたの
本来ならば 手抜きと批判を受けることなのに
追求されることなく 賞賛される

7年8ヶ月 嘘を嘘で固めた政治 
逃げ切れずに 飽きられてジエンド
次の人は 何の準備も実力もなく 
運だけで その座を射止めただけのこと
さも庶民ぶっていたけれど その正体がばれてきた
おつきの人の 紙がなければ語れず 
自分の言葉すら危うい 木偶の坊ともおぼしきお方

ガースーなんぞと言ってる場合か わきまえ知らず
言うこと為すこと 世間はそむかれ離れて行った
北海道の子飼いの知事も 政治判断し遅れて評判落とす
GOTOへのこだわりだけが 痛ましい結果を生み出し続ける
桜の後始末から 旧大臣たちの不始末の後片付けまで
丁寧にスピード感をもって 善処?するしかない

総合的俯瞰的に判断して
そろそろ運も尽きてきた
コロナの後手後手の対策では もう無理でしょ
放り出すなら シナリオライター待機中
後塵を拝し ただいま執筆中

〔2020年12月12日書き下ろし。ご祝儀相場は冷え込んで、カウントダウンが始まった。運が尽きればそれまでのこと。十分な検討もされずに予算が組まれ、制度設計にも危うさが懸念される。その前に霞ヶ関の職員の疲労度は限界か。ただ毎日の世論調査が時事通信とはずいぶん違うことにも着目を〕

付記
菅内閣不支持率49%、初めて支持上回る コロナ対策評価せず62% 毎日新聞世論調査
毎日新聞と社会調査研究センターは12日、全国世論調査を実施した。菅内閣の支持率は40%で、11月7日に行った前回調査の57%から17ポイント下落した。不支持率は49%(前回36%)で、菅内閣発足後、不支持率が支持率を上回ったのは初めて。
菅政権の新型コロナウイルス対策について聞いたところ、「評価する」は14%で、前回の34%から20ポイント下がり、「評価しない」は62%(前回27%)に上昇した。新型コロナ対策の評価が下がったことが、支持率の大幅減につながったようだ。
新型コロナに対する日本の医療・検査体制については、「不安を感じる」との回答が69%で、「不安を感じない」は17%だった。「どちらとも言えない」は14%。8月の調査では「不安を感じる」は62%で、「不安を感じない」は23%だった。新型コロナは「第3波」で、新規感染者が過去最多を連日のように更新。重症患者の急増で、各地で病床が不足するなど医療体制が逼迫(ひっぱく)していることに、多くの人が危機感を持っているようだ。政府が緊急事態宣言を再び発令すべきだと思うかとの問いには、「発令すべきだ」は57%で、「発令する必要はない」は28%、「わからない」は15%だった。政府は今年4~5月、約1カ月半にわたって宣言を出した。宣言が出ると対象地域の知事は市民に対し、外出自粛要請、学校や福祉施設などの使用停止の要請や指示などが可能となる。
安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭に関して、安倍氏のこれまでの説明に納得できるか聞いたところ、「納得できる」は9%で、「納得できない」は66%にのぼった。「関心がない」は25%だった。安倍氏側は前夜祭の費用を補塡(ほてん)したことを認めており、東京地検特捜部が捜査している。安倍氏は国会で「補塡したという事実はない」などと答弁していた。
政党支持率は、自民党が33%で前回の37%より低下した。その他は、立憲民主党12%(前回11%)▽日本維新の会8%(同6%)▽共産党6%(同5%)▽公明党3%(同4%)▽れいわ新選組2%(同3%)▽国民民主党1%(同1%)▽社民党1%(同0%)▽NHKから国民を守る党1%(同1%)――など。「支持政党はない」と答えた無党派層は31%(同31%)だった。調査は、携帯電話のショートメール機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯714件・固定351件の有効回答を得た。(毎日新聞2020年12月12日)