新しいブログ読者から、次のようなメールをいただきました。「絆」について広く、深く考えたいものです。
私どものホームページをご覧いただき、お褒めの言葉、ありがとうございました。
阪野さんのブログを拝見させていただきました。
「障害は個性ではない」(「雑感」10)。 私も同じ思いです。
また、その節、阪野さんがいわれていた “絆” の捉え方についても、まったく同感です。
「絆」はいい意味だけで使われますが、おっしゃるように「縛る」 という意味があり、絆が強ければ強いほど 「縛る力」 も強い訳です。
特に親と子の絆が強い障害者は、この絆の縛る力に苦しんできましたし、今も苦しんでいます。もっと厄介なのは、縛られていることに気づかせてもらえない方たちが多くいることです。
私たちは「青い芝」のような運動には遠く及びませんが、少しでも障害者が自由になり、社会に関われるようにと活動をしています。
そして、自由になった障害者が社会に関わることで、健常者の方ももっと自由に、もっと楽な「活き方」を見つけてもらえたらと思っています。