今回の豪雨で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を願っています。
10月25日
いままた低気圧の影響による大雨で
台風の被害を 散々受けた千葉を中心に 交通網は寸断された
河川の氾濫も 起こっている
東北の被害も 心配される
復旧も進まぬ中で
踏んだり蹴ったりとは このことだ
虹が出ましたと 喜んでいるときではない
世界の気候が どんどん変わってきて
数十年に一度という 天気予報のフレーズは
もう 使用不可となるだろう
これが 日本列島への自然災害多発の警告なのか
これは 令和時代の 過酷な暮らしの始まりなのか
もしかして 日本の民の過剰なエネルギー浪費を 罰しているのか
どれだけ 堤防を高くしても
どれだけ 頑丈な建物を造っても
電気が止まる
水が出ない
ガスも出ない
それだけで 暮らしが行き詰まる
タワマンの防災対策の不備からも 安全神話は崩れていく
何度も何度も 国中が叩かれる
いつも どこでも 被害甚大 守る術なし
地域の防災 大丈夫と 高をくくり
災害対応未熟な役所 見事に失敗
規則遵守では 守れないから災害なのだ
被災地復旧ノウハウを まずは優先して学ぼうよ
未経験を言い訳せずに まずはわかったふりはやめようよ
役所の人事異動で 部署が変わると責任転嫁 分かりません
ではもう通用しない 異常事態
災害時に出される 非常事態宣言
ときに 非情事態宣言に聞こえてならない お役所対応
もっと地域の防災を 地元目線でしっかりとらえ
机上論では 想定できませんでしたと逃げないで
想定範囲を拡大して
民の命と暮らしを 守ってください
都道府県知事さん 都道府県庁さん
国会も 憲法論議で なんちゃらしている場合じゃない
台風19号 長野市に仕事で滞在した 娘へのメール
「食料・水は大丈夫か? 多めに用意していつでも対応できるように」
「奪い合えば足りず 分け合えば余る」
昨年9月の 北海道胆振東部地震時に
札幌市内で 周辺の高齢者のために おにぎりを炊き出した娘の 返信メール
その心がけこそ 災害時の心得として学んだ
そこに人と人をつないでいく 忘れてはならない
常日頃の 分かち合う暮らし方なのだと
さて 日本列島
大丈夫といえるところは 残っているだろうか?
だから
暮らし方を見直す 終わりの始まりです
〔2019年10月25日書き下ろし。台風だけではない。日本列島がいかに無防備であったのかを赤裸々に晒す事態が続く。みんな頑張ってください。民の祈りが続く〕