私 学校で中堅って 頼りにされてる
教員の世代バランス とっても悪くて
だから私 中堅どころで います
中堅 ただ歳喰っただけ
中堅 たいした社会経験していない
中堅 学習指導はお手のもの ではない
中堅 生徒指導の経験豊か なわけないじゃん
教育熱心か 宿題出せば そう見える
教育熱心か 学級通信出せば そう見える
教育熱心か 裏覚えの教育用語 保護者に使えば そう見える
教育熱心か 子どもに好かれるように遊んでいれば そう見える
教育熱心か 職員室で不慣れな事務をしているだけで そう見える
入った新人 切れる子だった
授業も ベテランにも匹敵する指導力
子どももなついて 離さない
ケジメをつけた メリハリある 学級経営
ヤバイ 見透かされた
鋭い観察力 適切な的を射た意見
まてよ あの子は臨時教員
私は 正規の立派な中堅教員
逆らうなんて許せない
大丈夫
非難中傷 お手のもの
やつけるしか 道はなし
いじめる教員
指導能力 ひたすら低い
でも悪知恵は ひたすら高い
いじめる教員
陰口得意で 騙すの上手い
立ち振る舞いに 自信あり
いじめる教員
善悪度外視 確信犯
正当化して 薄笑い
いじめる教員
自分の失態 棚に上げ
相手の失敗 ここぞとばかりに猛烈批判
いじめる教員
自意識過剰の屈折した劣等感の塊 ひた隠す
だから 卑劣な人になれるのです
クラスの子どもの信頼さえも 踏みにじり
教壇に立つあなたの図太さ 称賛します
いじめる教員
すでに 人間終わっています
その自覚がないだけに
いじめは快感 続けます
〔2019年11月26日書き下ろし。教員の素行が暴かれています。希望をもって教員になった若い人の志を踏みにじる。どうしましょう?〕
付記
「非正規は“裏”」「辞めろ」<中学校臨時教員30代女性>
「報道を見て、当時の記憶がよみがえってしまった。吐き気がしました」
兵庫県内の中学校で臨時教員として働く30代女性。3年ほど前、20~40代の正規教員2、3人から嫌がらせを受けたという。赴任直後の学年会議で、先輩だった40代教員のアイデアに反対した時期から始まった。
臨時教員は「裏」と呼ばれ、「裏のくせにえらそう」「裏はさっさと辞めろ」とあからさまに言われた。生徒や保護者に「あの先生はまだ正規採用じゃない」とも言いふらされた。校内会議で「誰かさんは保護者からの評判が悪い」「仕事をさぼっている」などと、身に覚えのないことで非難されたこともある。
当時の男性校長に相談すると「正規として採用されたかったら、うまくやってよ」と取り合おうともしなかった。嫌がらせは数カ月続き、不眠や食欲不振、耳鳴りに悩まされるように。「生徒と触れ合う時間が唯一の癒やしで、職員室にいる時間が地獄だった」
土日も部活動の仕事に追われて病院へ行く時間もなく、見かねた夫が教頭や教育委員会に相談。女性は1年で学校を変わった。担当クラスには心残りもあったが「あのまま無理をすれば、心も体も壊れていたと思う」と涙を拭った。(2019/11/7 ©株式会社神戸新聞社)