現代政治ことわざ誤用集(その2)

〈七転び八起き〉
権力者が 民に要求すること

〈花より団子〉
桜を見る会のこと
どんな団子が与えられたのでしょうね

〈無理が通れば道理が引っ込む〉
国会運営の手法です
無理を通して 道理は消されること
 
〈蛙の面に水〉
スピード感をもった鈍足
真摯に丁寧にと使う枕詞(まくらことば)
慣れると何にも感じない 

〈帯に短し襷に長し〉
適材適所の要職に収まる議員がいないこと

〈転ばぬ先の杖〉
検察庁法の改正そのもの

〈船頭多くして船山に上る〉
コロナ後のどんぐりの背比べ
誰が船頭になるのやら 自民党議員の悩み深し
着く船頭で 大臣の椅子が決まるからね

〈棚からぼた餅〉
公明党の仕掛けた 手柄の横取りみたいなこと

〈蛙の子は蛙〉
だから 2世3世議員がゴロゴロ
ゲロゲロ鳴いて 金集め

〈聞くのは一時の恥 聞かぬは一生の恥〉
専門家の意見を聞いてと たぶらかすこと

〈頭隠して尻隠さず〉
妻の監督不行き届けです

〈仏の顔も三度〉
信仰がないから 三度くらい許されても意味はない
だから何度悪さしても こりないということ

〈瓢箪(ひょうたん)から駒〉
マスクで人気を取りましょう
やってしまった!

〈急いては事をし損じる〉
緊急事態宣言を解除した“いま”だよ!

〈情けは人のためならず〉
人に情けはかけてはならない
すべては自己責任だということ

〈知らぬが仏〉
ヤバいのに不安をあおらぬよう 緊急事態宣言の解除をすること

〈紺屋の白袴〉
議員は 先に自分の袴を染めてます

〈芸は身を助ける〉
議員の多くは 太鼓持ち

〈可愛い子には旅をさせる〉
米国留学は 箔を付けることだっけ

〈親の心子知らず 子の心親知らず〉
親子のコミュニケーション不足だけでなく
政権と国民との関係のこと

〈弘法も筆の誤り〉
間違っても 言い訳だけがうまくなるということ

〈岡目八目〉
政権に 諫言をしてくれる人がいないこと

〈縁の下の力持ち〉
国民のこと

〈能ある鷹は爪を隠す〉
能がない鷹は バッチを爪にすること

〈一寸の虫にも五分の魂〉
壱千万件のツイッターも 一寸の虫扱いにすること

〈後の祭り〉
間に合わなければ 何の役にも立たない
予想される コロナ禍後のドタバタのこと

〈言うは易し行うは難し〉
緊急事態宣言解除後の自粛生活

〈笑う門には福来たる〉
その日が待ち遠しい
だから 笑顔を絶やさすにいよう
えっ マスクでわからない
だから 暗い世間です

〈身から出た錆〉
ボーとしていた議員が 首を洗って待つ日を数えること

〈早起きは三文の得〉
夜の宴会なくなって 資金繰りが難しい早寝の議員 
三文で我慢して

〔2020年5月17日書き下ろし。第2集です。まだまだ続けるつもりです〕