心のありようを描く

2018年7月18日
ブログ主宰者から突如 ある団体に捜索願が出された
ルートは奇跡的につながり
無事発見された

1年後の7月17日
登別市で開催された「きずな市民シンポジウム」の朝
「鳥居一頼研究室」が突然開設された
ブログには 不定期で
「鳥居一頼のサロン」に幾つか投稿していた
主宰者は それをとても面白がった
好き勝手に投稿してとばかりに 
「バーチャルな研究室」を作ってくれた
引くに引けなくなって はまってしまった

その後「鳥居一頼の世語り」と改称し
1年366日を迎える
今年は閏年だったから 1日おまけだ
おまけなら 何でも嬉しい

書き出しの1ヶ月は
ストックでしのいだ
8月早々腰痛で寝込み
iPadに ボッコで書き込んだ

字数制限もなく
散文なら書きやすく読みやすい
だから 詩もどきを綴った
100回連続は 素直に嬉しかった

11月札幌で「日本福祉教育・ボランティア学習学会」が開催された
主宰者が来札する そのときまで続けよう
再会の感動は 「メビウスの帯」(2019年12月1日Up)にしたためた
12月 例年の秋田県北巡りの 地域福祉推進と福祉の授業
「休業宣言」をそばに置き いつでもリタイヤできる備えをした
なぜかホテルで 毎朝毎晩パソコンに向かっていた

師との共同で多忙を極めた『邂逅』の執筆も
年明けに脱稿 ようやく印刷に回した
中旬から 地域福祉に関わり全道14管内を回る仕事が始まった
都市間バスでの長距離移動は 腰痛には応えた
前日ホテルに入ると すぐに横になった
一日の仕事が終わると そのまま移動という日々だった
帰宅しても 翌日下着の取り替えをもってバスに乗る
北の端から南にそして西へと 過酷な日程もしのいだ
でも 不思議と書き続けられた
200回目 新ひだか町での社協マンとの語り場が
書き続けるおもいの枯渇を 未然に防いでくれた

2月新型コロナウイルスが北海道を襲う
道知事は なんの方策もなく独自で非常事態宣言を出した
バタリと仕事はなくなり 自宅軟禁状態になった
家にいながら 気にかかる世の動きにアンテナを高くして
「世語り」を続けることにした

4月 師と次の本『検証』の準備が始まった途端
構想もアバウトなまま また腰痛でダウンした
5月 世界がコロナ禍であえぐ中で「母の日」を迎えた
娘から花が送られてきた
300回は「宅配人が親子のおもいをつなぐ」と
エッセンシャルワーカーへの感謝を綴った
6月 『検証』の当初の構想は 大幅に修正された
7月 執筆に着手し 展望が少し開けてきた
そして「世語り」は 明日丸1年を迎える 

共感同行していただいた主宰者
その出会いの不思議と必然を 噛みしめている
出会いは 思索のスイッチを入れ 自己再生を促した
出会いがしらの衝撃そのままに 創造力を触発される
出会いから 心のありようを描く至福の刻を味わい続ける

生かされた喜びに満ちた1年 感慨無量でした
ブログの主宰者と読者に深く感謝します
ひとりでも多く 共感をもっていただければ幸いです
これからの1年? 無事な投稿をお楽しみに!

〔2020年7月15日書き下ろし。主宰者に書き続けることの喜びをいただいたことに厚く感謝し、主宰者と共に次の1年に向かいます。フィンランドの若者が日本語の勉強と日本の世情を知る手がかりにこのブログを読んでいますと、嬉しい知らせをいただきました〕