アメリカは 新型コロナ感染拡大中
7月1日 260万人を突破した
7月21日 382万人 死者14万人
世界の26%を占める感染者
新規の感染者は 3週間で120万人と激増する
コロナ禍は収まるどころか さらに勢いを増す
資産家は 株のもうけで高笑う
失業を余儀なくされた者たちは
新たな貧困層にと 組み込まれてゆく
人種差別と貧富格差を 広げてやまない
アメリカの憂鬱は とどまるところを知らない
社会病質人格障害と 臨床心理士の姪に断定された
アメリカの歴史の中で これほどの男はいなかった
その地位を 貶(おちし)める悍(おぞ)ましい男が
アメリカの憂鬱を さらに深める
科学的知見を無視し 横柄に振る舞うことが
コロナに立ち向かう勇敢さだと 懲りずにピエロを演じる
社会を平然と分断しても 悪びれることなく
刃向かう者には容赦なく 恫喝(どうかつ)を加え切り捨てる
経済の回復が遅れれば その地位も風前の灯と化す
アメリカの憂鬱が 終わる日は近い
新型コロナより先に 「ある時点で消える」
〔2020年7月21日書き下ろし。日本の憂鬱はコロナだけではない。展望なきどさくさ紛れの政策に嫌気がさす。だから、ある時点で消えてほしい〕
付記
新型コロナ「ある時点で消える」 トランプ氏、根拠示さずまた主張
トランプ米大統領は19日放送の保守系FOXニュースのインタビューで、新型コロナウイルスについて「ある時点で消える。最後に正しいのは私だ」と述べた。これまでも根拠を示さず「奇跡のように消える」などと繰り返しており、改めて新型コロナの脅威を軽視するような姿勢を示した。
11月の大統領選に向け経済の回復を優先させたい思惑が強く、秋の新年度から学校を再開することも各州に求め「若者は学校に行かなければならない。学校を開けなければ予算を付けない」と迫った。(北海道新聞2020年7月20日)