妖精さん
巷(ちまた)で こう呼ばれている
別称 働かないおじさん
若いときに 安月給に耐えて
企業戦士として 会社に貢献
その見返りに いまの処遇が約束された
ちょっとみ 正当論
周りは不服で 見下し論
企業の終身雇用と年功序列(給与体系)
多くは成果主義にシフトして
崩れてしまった
終身雇用も年功序列も
雇うリスクは 労働意欲と相まって
ただただ大きくなるばかり
秋には決まる 公務員65歳定年延長
ここに巣くう 妖精さん
してやったりとしたり顔
働くそぶりして 血税で生活安定
その席当分あかず
役所は 妖精さんたちで老害化
若者は 就職難で生活困窮化
人生設計ままならず
教育公務員
終身雇用で年功序列の好待遇
定年まで 身分保障はバッチグー
忙しいといっては 責任回避の妖精さん
本も読まずに 教育語る妖精さん
子どもを知ったかぶりする 妖精さん
コロナ禍で 益々はびこる妖精さん
身近に妖精さんしている人いませんか?
すでに妖星化しているかもしれません
※妖星(ようせい):災害の前兆と信じられた,あやしい星。彗星 (すいせい)や大きな流星などをいった。
〔2020年8月3日書き下ろし。終身雇用、年功序列が残るそのシステムがしぶとく生き残る企業の中で中堅どころの40代50代のおじさんが働いている様子もなく それなりの給料をもらって妖精さんと呼ばれている。公務員と公立学校教員も、妖精さん化して職場で幅をきかせていませんか〕