ラストシーンは
劇的な どんでん返しもいい
奇想天外な展開も面白い
ラストシーンは
泣けるのは 定番か
笑いほうけるのも 楽しい
ラストシーンに至るまで
ハラハラドキドキするのもお薦め
期待を裏切らず 予想通りは少しいい
ラストシーンは ストーリーの総決算
なぜそこにと かえりみるのは後の楽しみ
ひとり噛みしめるのも みなで語り合うのも醍醐味か
ひとりの人生のラストシーン
己が演出できぬ 歯がゆさが残る
ストーリーが断たれた突然の ラストシーン
見ることさえ叶わぬ
現世の夢路に果てる 一泡のストーリー
自己完結
〔2020年9月19日書き下ろし。生と死の狭間で生きる自分のラストシーンを描く〕