丸川珠代五輪相
「五輪は分断された人々の間に絆を取り戻す大きな意義がある。新たな光を見いだすきっかけになる」(5月11日)
分断してきた者たちは 権勢の絆にすがり命綱に光を求める姿が醜い
「全く別の地平から見てきた言葉をそのまま言っても、なかなか通じづらい」(6月4日)
陽の沈んだ地平線の向こうで必死に叫ぶが 君とは地平が違うので誰にも相手にされない
「大会の性質上、ステークホルダー(利害関係者)の存在があるので組織委はそのことを念頭に検討」(6月22日)
五輪会場での酒類の販売はなくなり スポンサーは煮え湯を飲まされる
「西村宮内庁長官ご自身の考えを述べられたものと承知している」(6月24日)
天皇の五輪開催への懸念拝察は微妙なタイミング 軽率不埒な高慢さが目につく
「ボランティアは1回で一次的な免疫を」(6月29日)
バカ丸出しの救いようのない不見識 医学的には理解不能一次的免疫なんてない!
「五輪の安心安全」と聞くたびに 上書きされた「不安危険」が増長される
膳場貴子アナ「本当に大臣ですか」これ以上の疑念はない
小池百合子都知事
「都にとって今ほど重要な時期はない。どこかでバタッと倒れるかもしれないが、それも本望だと思ってやり抜く」(7月2日)
10日間倒れていて寝起きの一言 女優政治家は点数稼ぎの計算高さを見せつける
今日の都議選 応援に回った都民ファーストの党は巻き返しなるか
小泉進次郎環境相
「私の仕事は雨が上がった後」(7月3日)
熱海で起こった土砂災害 多くの犠牲者が出たその日
雨上がりに対応すればいいと 他人事のような発言
この軽い女好きの男には 何の期待感もわかない
ただ被災地で 救出と復旧に尽くす人たちにはやるせない
いまも 非情な雨が降り続く
西村康稔経済再生相
「必要となれば、まん延防止等重点措置を出している地域に緊急事態宣言を発出することも、ちゅうちょなく機動的にやるべきだ」(6月27日)
東京の1日当たりの感染者は 15日連続で前週の同じ曜日を上回った
直近1週間の平均新規感染者は 582・0人で、前週から21・9%増加した
11日の解除の芽はなくなった
政治不信は感染拡大に比例して 無観客・テレビ観戦が現実化していく
菅義偉首相
「人類の努力や英知を結集してこの(新型コロナウイルス禍の)困難を乗り越えられるということを世界に発信していきたい」(6月4日)
日本人の努力と英知を結集することを拒み 開催の科学的根拠なく説明すらない
ワクチン接種に賭けるという勝負師は 供給量すらご存じなかった
コロナ禍で 困難を抱えているのは世界中だが
日本人はそれ以上に 指導者の不作と不信にあえぎ
その国難を越えることすら いまだ出来ずにいる
無観客でテレビ観戦を奨励して それを成功というのなら
そもそも 東京で開催する意味は何もない
無人島に五輪専門競技施設を建設して 恒久的に活用してはいかがなものか
IOCの役員・ファミリー・選手団は 大型船をホテルにするといい
もしも感染症が起こったら 大型船を隔離施設に転用すれば問題ない
大御所登場 安倍晋三前首相
「(五輪に反対)極めて政治的な意図を感じざるを得ませんね。彼らは、日本でオリンピックが成功することに不快感を持っているのではないか。共産党に代表されるように、歴史認識などにおいても一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対しています」(7月3日)
国粋主義者の外連味のない「反日」思想口撃
安倍さんの二極化させる単純思考の いつもの貧しい戦略
五輪に反対すれば反日 賛成すれば愛国者
さて どれだけの人が反対してるでしょうか?
ここで半数を超えた瞬間 安倍さんわかりますか?
反日は 愛国者になるんですよ
安倍さんに 反日のレッテルが貼られてしまいます
〔2021年7月4日書き下ろし。重要な局面を迎えながら、お粗末な権力を笠に着た者たちを見るにつけ、言語道断としか言いようがない〕