清水将一/ボランティアの芽を摘み取るボランティア、福祉教育をダメにする福祉教育―いま立ち止まってボランティアと福祉教育を考える― 



 


  



 


 

影響を受けた人物
① S氏のこと

② 阪野貢先生のこと

③ 沢田清方先生のこと

④ 福井達雨先生のこと

 
影響を受けた出来事
① 阪神淡路大震災

 


追悼:清水将一先生は、2020年10月17日に逝去されました。
私は、ボランティアや福祉教育、まちづくりや社協活動などについて、先生の「実践的研究」から実に多くのことを学ばせていただきました。常にその視点や視座はブレることなく、またその立論は理性的で科 学的、かつ批判的で建設的なものでした。そしてその基底には、子どもや障がい者などに対する深い、確かな “愛” がありました。遺稿集である本書を読むなかで、その思いを強くしています。アルフレッド・マーシャルの 「熱い心と冷たい頭」という言葉が思い出されます。
叶うことなら、本書を通して、ご生前に十分できなかった先生との議論を重ねていきたいと願っています。
清水先生の学恩に感謝申し上げるとともに、衷心よりご冥福をお祈りいたします。(阪野 貢)
出典:清水将一『ボランティアと福祉教育研究』風詠社、2021年6月、5~129ページより転載。本稿のタイトルは阪野 貢によります。
謝辞:転載許可を賜りました風詠社と故・清水将一先生の奥様に衷心より厚くお礼申し上げます。


追記(2021年7月24日)
鳥居一頼先生から早速、次のようなメールをいただきました。いつものこととはいえ、先生のご厚情には感謝あるのみです。
それにしても清水将一先生には何のご恩返しもできず、悔やまれてなりません。(阪野 貢)

追記(2021年7月26日)
村上進様から次のようなメールをいただきました。村上様には日頃、本ウェブサイトの運用等について格別のご支援をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。
清水将一先生の福祉観の確かさと、「生きている(いた)証」としてご高著を上梓されたことに敬意を表します。(阪野 貢)