9・11 20年前のこの日
テロで犠牲になった多くの御霊に 哀悼の意を表します
テロリストを統(す)べる者を 厳しく糾弾します
9月 介護スタッフの求人を出した
市内の女子高校生が二人 早々に施設に来た
手には エントリーシートを持っていた
一人は 小学生の頃施設でボランティアしたという
キッズボランティアOGだった
いまは コロナ禍で子どもたちの活動はストップしてる
幼稚園児から小学生まで 200人近くが登録してる
放課後 いつでも好きなときにやってくる子どもたち
介護士の小さなお手伝いボランティア
1時間程度の活動が 子どもには楽しげだ
入所者も嬉しそうに 子どもの様子を見守る
施設長は オープンチャットで全職員におもいを伝えた
コロナのおかげで 瞬時に情報共有できるツールとなった
グッドニュースも みんなで分かち合えるのがいい
子どもの頃から福祉を体験してもらうことで
将来福祉を志す若者が増える
本当に素晴らしいことです
続けて 職員への感謝を忘れない
大変な業務の中 子どもたちを受け入れてくださる
スタッフの皆さんに 感謝します
さらに活動支援へのモチベーションを高める
コロナ禍ではありますが
何かできることを考えましょう
福祉教育の担い手が 今日も現場で汗する
働く後ろ姿は 子どもに大事なメッセージを伝える
次世代へ 福祉の心と手をつなげる介護士たち
その社会的使命感を太くする エピソードが生まれた日
理事長はスマホを見せながら 素直に喜びを語った
エントリーしてきた子の 適性を願わずにはいられなかった
テロはいのちの冒涜であり こころと文化の破壊である
子どもはいのちの希望であり こころと文化の創造である
子どもの夢は明日の世界であり 新しい時代を開く力である
福祉の入口に立った高校生らへ 熱くエールを贈りたい
〔2021年9月11日書き下ろし。心配事が消えた朝。昨日聞いたいい話。やっぱり子どもらが福祉やボランティアに関心を持つのは嬉しい。それを支える現場があってのことかと〕