道産子よ!試練の壁に耐えて立て

どうにもならない日々だった
さんざん道も市も 迷走を繰り返した
こんなに この日を持ちわびたことはなかった
よかれと思うことは 何でもした

仕方ないと 弱きにもなった
連日連夜 隙間風に愚痴った
暖簾(のれん)に腕押しの 毎日だった
かなりがおって ヤバいと思った
弁当づくりも 焼き石に水だった

逃げるに逃げられない 試練が続く
耐えねば 従業員は守れない
縁を結んだ人のつながりが 強さになった
手に温もりさえあれば きっと乗り越えられる

絶えず励まし合って 30日を迎える
手放しでは喜べない 緊急事態宣言解除
通常営業までには まだまだ予断は許さない
終わりの始まりを いまは常連の笑顔で満たそう

〔2021年9月27日書き下ろし。全国的も減少傾向が続く。リバウンドすることを覚悟しながら、それでもなおこの数字には意味がある。病床にある道産子の快復を祈る〕

付記
道内19人感染 20人以下は昨年10月以来 新型コロナ
道などは27日、新型コロナウイルスに感染した1人が死亡し、新たに19人が感染したと発表した。道内の日別の感染者が20人を下回るのは昨年10月19日の17人以来。道内の感染者は延べ6万141人(実人数5万9956人)となった。
死亡したのは旭川市発表の80代女性。発表者別の新規感染者数は札幌市が8人、道が8人、旭川市が3人だった。(北海道新聞2021年9月27日)