5日初めての甘利幹事長の記者会見
党内の信頼すらないことを自ら明かず
正直なのかアホなのか見識疑う
こんなコメント聞いたためしがない
党の内輪もめは総裁では収められない
副総裁にお出まし願うと牽制仕掛ける
そもそもポストはねだって手に入れた
幹事長の面子も権勢も派閥のドンのご意向次第
本音をポロッと漏らすドジをこく
トンズラこいた過去を持つ叩けば埃が出る男
こんな体たらくをさっそく披露した
5日毎日世論調査で男の起用を5割は拒否する
最初から頼りないような男に党の要を任す
焼きが回った岸田の内閣支持率
朝日も毎日も5割を超えずご祝儀振るわず
朝日世論調査は「生まれ変わった自民党」
54%が実現できないとできる24%を圧倒する
自民党支持者でも批判的かつ期待してないのがいい
黄門様より偉いお人が出番を待っていらっしゃる
自分の思う人事にならず地団駄踏んで切れたとか
岸田の功罪不協和音が生まれる土壌を整備した
岸田は生まれ変わる自民党を目指す
徹底的に膿を出さねば再生不能と判断する
党争を誘発し相殺するようボスと手下を叩く
捨て身で相手の骨を砕く覚悟する
総選挙で大敗すれば一気呵成に改革進む
過去の汚濁で負けたと大いに吹けばいい
すがってあいそうつかされあんべい悪くなるよりは
一世一代の勝負に賭けてみるも一計か
岸田は希代の宰相に大化けするかもしれない
〔2021年10月6日書き下ろし。聞き上手では変革不能。敵は内にあり。したたかにしなやかに戦略を練って図太く仕掛けるのがいい。政治はだまし合いが勝負だ〕
付記
麻生氏は水戸黄門? 甘利氏「ご老公さま、頼りない幹事長を助けて」
5日自民党の甘利明幹事長は、就任後、初めての単独記者会見に臨む。自民党は8日の総務会で、麻生太郎前副総理兼財務相の副総裁就任を正式決定する。甘利明幹事長は5日の記者会見で「党で不協和音があり、説得してもらいたいときにお出ましをいただく」などと述べた。副総裁は、2018年に高村正彦・党憲法改正推進本部最高顧問が退任した後は不在となっており、麻生氏が就任すれば3年ぶりとなる。甘利氏は「岸田(文雄)首相は自分の色で内閣を全部染めた」と指摘し、「内閣としてどうしても進めたいことに対し、(麻生氏に)党を説得して抑えてもらいたいという場面が出てくると思う」と期待感を示した。首相経験者でもある重鎮の麻生氏を「水戸黄門」になぞらえ、「ご老公さまにもたまには出ていただく」として、「頼りない幹事長を助けていただきたい」と語った。(朝日新聞社2021年10月5日)