一週間前 座談会の素稿のチェックを依頼した
先週末 期限までの提出を催促した
期日までに 戻ってきたのは半数だった
昨日メールの通知音を聞きながら 待っていた
なぜか 虚しさを感じていた
原稿の添削作業が 追いつかない
まだ 終章の原稿も未完成
追加のインタビューも これからだ
入稿まで一ヶ月 カウントダウンが始まった
時間はあるようでない
一週間デスクに張り付くのは 今週限り
来週は 大学のゲスト授業が2本と泊まりの出張
再来週は 羽幌・留萌・網走・月形と丸々留守をする
混み出すスケジュールに焦りを感じた
やるべきことをやるしかないか
一つひとつ丁寧に やり遂げてゆこう
締め切りまでには 仕事は終わる
いままでもそう暗示をかけて 仕事をこなした
問題は 心に余裕をなくした自分を見ることだ
ただ それすら楽しむ自分がいるから 始末に負えない
だから 尻に付いた火は消さずに突っ走ろう
〔2021年11月2日書き下ろし。頼まれると二つ返事で引き受ける。まだ大丈夫だと追加する。結果11月は超多忙となった〕