1月12日出版社に2校正を入れた
納品まで3週間待つだけとなった
ただ2月中旬までの外の仕事はコロナ第6波がぶち壊す
自宅に引き籠もる時間が増えてゆく
本は参考文献でなくなった
お堅い本は脇机から手の届かぬ所に移動する
代わりに買い溜めた本が積まれた
楽しい乱読が始まった
文藝春秋も参考文献ではなくなった
好きな話題を拾い読みする
司馬遼太郎の講演集全3巻はやはり面白い
推理小説は長編ものを選んだ
謎解きは無理だがラストのどんでん返しがいい
筋立ても書き手が違えばバラエティーに富む
作家の名前はすぐに忘れた
時々気の利いた言葉をメモ帳に書き留める
何かに使えるといういじましさがつい顔を出す
気になるページに付箋を付けるのは哀しき習性か
まだ2本書かなければならない原稿があった
締め切りまでの猶予が変な余裕になっていた
積まれた本を横目にそろそろ仕事に取りかかろうか
その前にこの一冊は読み終えようと手に取った
「人間の大地」サン・テグジュベリ著
〔2022年1月28日書き下ろし。読んだ先から忘れてゆく。だから次の本に集中できる。たわいない乱読の楽しさを味わっている。27日道内コロナ感染2856人最多更新中〕