冬一番のドカ雪
札幌は大雪警報発令中
朝カーテンを開けると30センチの雪が車を埋めていた
数人が雪かきをしていた
やっても切りがないと諦めて戻ってゆく
すでに雪かさは50センチを超えてきた
天気予報では夕方まで警報が続く
問題は石油ストーブの吸排気口だ
外からは回って行くことは困難を極める
窓からまめに雪をかくしか手はない
道具は床拭きの簡易モップが役に立つ
パウダースノーだから軽いので救われる
そろそろ雪かき用のブラシを車から取ってこなくては
簡易モップの限界が見えてきた
除雪車はまだ入らない
入っても集雪する場所がない
排雪しながらの作業はいまは無理
国道12号線もノロノロ運転で渋滞中
風もなくひたすら静かに降り続ける
大雪への備えが不完全な札幌は交通機能をマヒさせる
JRも高速道路もストップし交通網は遮断される
火事や不完全燃焼での事故が心配だ
緊急事態が起これば車は言うことをきかない
コロナには休みはない
今日も札幌は2千人近くの感染者を数える
不穏な空気を感じながら雪空を見上げる
〔2022年2月6日書き下ろし。こんなドカ雪は30年前に一度体験した。地下鉄だけは動いていたので、職場に出たら3分の1しか出勤してなかった。役所は機能不全を起こしていた。今日は日曜なので役所も休みだが、コロナに休みはない。対応している方々に改めて感謝しかない〕