「いい子」でいなければならない わたし
毎日が プレッシャーの連続。
ストレスは たまるばかりで ちっともへらない
こころが いまにも 折れそうになる
こころが いまにも 壊れてしまいそうになる
落ち着いて 勉強したい
楽しくおしゃべりしながら 給食を食べたい
友だちや先生の 笑顔いっぱいの 一日であってほしい
怒鳴り声が 教室の空気を 凍らせる
いつものこと
だから がまんするの?
いつも いやな「気」を使わされている
いまは なんとか 踏み止まっているけど
たくさんの気遣いをしてきて 気疲れしてきた
でも 爆発したら かれらと同じだって
そう思うと 「いい子」にしてなきゃって 自分に言い聞かせる
先生から彼らを 「許してあげて」と 目で促される
その理不尽さを いつも引き受けてきた
だけど
慣れっこになったのは わたしではなく かれら
「ごめん」が“うそ”だと知っていても 許してきたこと
ときどき
なんのために そうしてきたのか 分からなくなってしまった
しんどかった いやだった 逃げ出したかった 耐え切れず泣いてしまった
でも 先生や友だちの 苦労を知っているから
わたしは 大丈夫!
そんな自分に 「ありがとう」といえる ひとになりたい
そこまで わたしを強くしてくれたひとたちに 「ありがとう」って
そうなる自分を信じて、いまの自分を ほめてあげよう
大丈夫 きっとそうなる
かれらも 変わる
〔2019年8月22日改訂版。問題行動を起こす子に我慢を強いられる子の心優しき信念〕