キックオフの研修会

研修プログラムの検討を頼まれました
「8050問題」
社会とつながる仕組みづくりのキックオフ研修
集まるのは 相談を受ける専門職が中心です
高齢 障がい 医療 子ども 行政や地域
だから「8050プラス3010問題」なんですね
こうすれば 子どもから高齢者までつながります

それぞれの機関団体で抱える問題を
一度バラしてみたら
問題は きっとつながってくるでしょう
一度バラしてみたら
あるけど つながらない つなげない 人がいない
支援側の課題が きっと明らかになるでしょう
一度バラしてみたら
対策不能と外したものが 縦割りのバリアを取り除くと
解決の糸口が 見えてくるかも知れません

いつでもどこでも起こってる
複合した問題抱える家庭の支援
そう簡単には 解決しません
それぞれの専門部署の担当者 孤立無援で頑張ります
だからこそ 横につながる研修が必要なのだと
研修プログラムの検討頼まれました
社会とつながる仕組みづくりは
専門部署の担当者が どうつながっているのかがポイントです
まずは 確かめることから始めましょう
そもそもそこが 研修の大事なねらいです

この研修1回こっきりでは 無意味です
だから次年度 継続的に数回予定してるという
ならば どんな課題をもって集まるのか 研修計画しっかり見せて
1回1回意識付けをしてみると いかがでしょう
積極的につながるために 対象者や支援方法の情報交換してみませんか
積極的にサポートするために 支援の協働化を考えてみませんか

この研修はキックオフ
参加者みんなで 研修をどうつくっていくのかを共有する
それが 協働の力の源になるでしょう
この研修はキックオフ
関係者が 横につながることが第一です
きっと 情報と人の顔の見える関係になるでしょう
この研修はキックオフ 
ここで気づいたノウハウを 試さなければなりません
トライしてこそ 事は動いていくのです

研修で培われたノウハウを
当事者を地域で支える方々に
届ける算段しなければ なりません
専門部署の方々が 地域に出向いて
支援の輪を広げていただくことが
必要不可欠になっていくでしょう

困難を抱えて生き暮らす人への支援は
社会で支える仕組みをつくり担う人財こそが
いま求められています
それは あなたではありませんか

〔2019年12月25日書き下ろし。引きこもりが社会問題となり、その支援に汗かく人たちも多い。孤立している家庭もある。研修プログラムをしっかり立て、専門職集団と共有することで有効な手立てが見出されていくことに期待したい〕