社協が危ない

社協が危ない
自主財源づくりが 大ピンチ
事業も 延期か 縮小か
はたまた 中止を余儀なくされている
福祉でまちづくりが 行き詰まる

春4月以降
緊急事態宣言の中
社協の会費は お願いできない
いまだ経済が回らず 切迫した事態が続く
今年は無理と あきらめるしかない

夏のビールパーティー中止
コロナの第3波がきたらひとたまりもない
福祉教育の出前授業
学校は休校後の学習の遅れを取り戻すのに精一杯
中止を余儀なくされる

地域福祉の事業は 軒並みダウン
小地域ネットワーク事業
地域住民懇談会
地域サロン
地域会食会
福祉活動体験事業
社会福祉大会 
各種研修会 などなど

10月共同募金 集まるかな
次年度の自主財源の確保は 難しい
12月歳末助け合いも 難しい
おもいがあっても
経済の復興は 未知数だ

手持ちの自主財源を取り崩すことのできる社協は
まだ持ちこたえられるかも知れない
すでに枯渇している社協は
行政に頼るしかない 
事業は頓挫するだろう
職員の処遇すら 不安定になる社協も出てくるだろう

地域住民の近いところで
福祉事業を展開する社協が危ない
社協のセーフティネットが 
破けそうなマチがある

社協が機能不全を起こしてはならない
社協の置かれている実情を そして覚悟を知ってもらおう
社協の踏ん張りが しばらく続く
持ちこたえてほしい
ガンバレ! 社協!

〔2020年6月6日書き下ろし。地方の社協の置かれている実情を把握しなければならない。厳しい運営に直面する社協がこれから増えるのではないかと危惧している〕