阪野 貢 のすべての投稿

3・11と核施設への攻撃

チェルノブイリ原発が最初に占拠された
欧州最大級のザポリージャ原発が制圧された
核物質を扱う研究施設も攻撃された

ザポリージャ原発の職員の必死の館内放送が耳に残る
「撃つのをやめろ」「全世界が危うくなる」
ジュネーブ条約を破り 原発への攻撃を正当化する

地球とすべての生命を人質にした想像を絶する蛮行悪行である
放射能が森と土と海を汚し地球の命を蝕んでいく
核の傘は存在しえない妄想であることを知らしめた
ロシアの侵攻は自国民すら危険に晒す人類史初の暴挙である

プーチンの暴走は誰にも止められない
スターリンに憧れる暴君は亡国へと扇動する
国連の決議も経済制裁も戦争を止める圧力にならない
外野の声に混じる己の無力さを恥じながら
一刻も早くこの戦争に終止符と祈るばかりだ

ロシア革命の血を受け継ぎし者たち
日露戦争敗戦による権威の失墜が「血の日曜日」事件を招いた
ストライキ運動の弾圧は さらなる抗議ストは全国に波及する
ポーランドとバルト海沿岸地方での激烈なストと街頭デモで
多数の死傷者を出した歴史を忘れてはいまい
農村でも闘争に立ち向かい 戦艦ポチョムキン号の反乱は軍をも動かした
1905年革命が最高潮に達し「十月宣言」がなされた

ロシア人よ 真実に目をつぶってはならない
拘束を恐れることなく 反旗をひるがえす者たちの勇気こそすべて
地球の危機を救うのは欧米ではない
ロシア人の為すべきことは反戦の拡大しかない

3・11福島原発のメルトダウンの事故は風化させてはならない
3・11の教訓をいまこそ世界に発信しなければならない
ロシア人に独裁者の非道を許さぬ断固とした行動を促すために

労働者よ団結せよと 革命戦士たちはシュプレヒコールを全土にあげた
独裁者の許し難き虐殺に 反戦のシュプレヒコールをあげよ
心あるロシア国民よ 世界と連帯しシュプレヒコールをあげよ
核の脅迫から 命と未来を守るシュプレヒコールをあげよ

〔2022年3月10日書き下ろし。核の脅威とその影響を知る日本だからこそ、プーチンの蛮行悪行は断じて許し難い〕

国を捨て逃亡するロシア人

プーチンの支持率71%
国営放送を丸呑みする国民は扱いやすい
海外情報遮断して情報操作はお手のもの
反戦デモの参加者は13,000人も拘束された

フィンランドに逃げ出す列車が満員だ
ロシアにいては危ない危ない
財産捨てても命と心は捨てられぬ
ロシアにいてはプーチンに隷属するしかない
覚悟の国外脱出いましかチャンスはない
ロシアはすぐに国境閉鎖して厳罰を科するだろう
異常で容赦ない侵攻が核施設への砲撃すら容認する
ロシアを捨ててこそ人間証明の行動となる
戦火から逃げ惑う者たちの苦しみを享受する

旧ソ連のスターリンの大粛清は繰り返された
ロシアの国際的信用はすでに回復不能だ
プーチンの蛮行は世界から猛烈な非難を浴び裁かれていく
ロシア人への嫌悪感と不信感が日々増幅される

ロシア人の良心を弾圧するプーチン
ロシア人に国を捨て絶望に陥れるプーチン
ロシアからの逃亡者は決して許さぬプーチン

それでも列車が動いている限り逃げよ
スパイが中に紛れていても逃げよ
かくまう国は助ける民はきっといる
黒歴史から逸脱する証言者として逃げよ
悪しき政治を告発する者として逃げよ
報復を恐れず逃げおおせよ

〔2022年3月9日書き下ろし。海外への移動はこれから禁止されるだろう。国家統制が自国民により縛りをかけていく。逃亡も強い抗議行動である〕

付記
フィンランド行き列車は連日満席
ロシア西部サンクトペテルブルクからフィンランドの首都ヘルシンキに向かう国際列車には連日、およそ700人のロシア人乗客が詰めかけ、満席の状態が続いている。フィンランドの交通運営当局によると、侵攻開始以前にはこの路線はほとんど空席だったという。欧州連合(EU)とロシア間の航空便の運航が停止されたためとみられる。
また、フィンランドのほか、国境を接する隣国エストニアやラトビアに向かう車が数百台に達し、国境で長い車列を作っているという。(ロイター2022年3月8日)

ウクライナで8000体分の遺骨発見 旧ソ連のスターリン「大粛清」の犠牲者か
ウクライナ南部オデッサで、旧ソ連の独裁者スターリンによる「大粛清」の犠牲者のものとみられる5000~8000体分の遺骨が発見された。地元当局が25日、明らかにした。
地元当局高官によると、旧ソ連国家保安委員会(KGB)の前身である内務人民委員部(NKVD)の手で、1930年代に処刑された人々と考えられる。空港の敷地拡大計画の一環で始まった予備調査で発見されたという。犠牲者の国籍などは明らかでない。
ウクライナの歴史家の推計によれば、30年代の抑圧ではウクライナ人数十万人が収監されたり、処刑されたりした。(JIJI.COM2021年8月26日)

朝日新聞朝夕刊の1面の見出し

プーチンの目論見は外れ戦闘は激化する
ウクライナは自由のための徹底抗戦を続ける

〔2022年3月9日書き下ろし。ロシアとウクライナの戦争の状況を記録する〕

足りない足りない

足りない足りない
何足りない?
なる人足りない
やる人辞めてく

足りない足りない
何足りない?
あんたの笑顔がぎこちない
わたしの動きはもの足りない

足りない足りない
何足りない?
こぼすばかりで動かない
あきらめばかりで変えられない

足りない足りない
何足りない?
おもいを伝える場が足りない
わかり合える場も足りない

足りない足りない
何足りない?
知識も経験も時間も足りない
それより相手と会うのが足りない

足りない足りない
何足りない?
やる気があっても体力足りない
課題に挑む気力が足りない

足りない足りない
何足りない?
人を育てる場が足りない
人が育つ機会が足りない

〔2022年3月7日書き下ろし。単位民児協役員研修でこの即興詩を導入に使った。組織として、個人として、いま何を求められているのか考えるワークショップ〕

財産を守れオルガルヒ

あぶく銭を懐いっぱい貯めたオルガルヒ
この世の春を謳歌するオルガルヒ
政商の甘い汁を思う存分味わうオルガルヒ

世界から経済制裁をもろに受けたオルガルヒ
杞憂は杞憂にあらず身に迫ってきたオルガルヒ
財産を凍結され没収を怖れるオルガルヒ

身を委ねし者は世界の極悪人となった
ロシアの黒歴史を賑わす戦争犯罪人となった
連座するリストにオルガルヒも挙げられた

オルガルヒよ
裏切りの手のひら返しの得意技を見せよ
ルーブルの急落なんか屁のかっぱだろう
まずはドルで財産を死守せよ

オルガルヒよ
政府の転覆などどうでもいい
戦争に巻き込まれたなら逃げる算段しかない
勝てばいつもの倍を積めば無罪放免となる

オルガルヒよ
飛行機だろうヨットだろと差し押さえろ
生き残りを賭けた戦いはまだまだ序の口
金の匂いを嗅ぎ分けた処世術を発揮せよ

オルガルヒよ
成り上がり者の酷評は無視せよ
金は唯一の身分補償と心得よ
いまは捨て金と割り切って生き延びよ

オルガルヒよ
裏切り者と罵られてもひるむことなかれ
それが己の生き方と隠すことなかれ
金に生きることこそ本望と見栄を切れ

オルガルヒよ
いまこそ社会への恩返しとポーズせよ
惜しげもなく慈善もどきの金をばらまけ
既得権を投げ出すふりして世論にすり寄れ

オルガルヒよ
知恵は授けた
あとはうまく立ち回り生き延びよ
没落の憂き目にあわぬようベストを尽くせ

※オルガルヒ:寡頭政治を意味するギリシャ語の「オリガルキア」をロシア式に表記した言葉。1991年のソ連崩壊後、国営だった石油・金融企業がグローバル化と民営化の風に乗り、巨大財閥に成長し、ロシアの政治と経済を独占・寡占し始めた。プーチン大統領の統治に積極的に協力し、自分たちの既得権を維持・拡大するオリガルヒは、ロシアを実際に思いのままに操る支配階層だ。

〔2022年3月6日書き下ろし。オルガルヒたちの反逆もありか〕

戦争犯罪人を裁く

今世紀最悪のテロリストはいったい誰か
テロリストを野放しにするのか
テロリストを断罪したのは誰か
テロリストを暗殺した倫理とは何か

政敵を暗殺してきたテロリスト
ウクライナの指導者の暗殺を企てるテロリスト
暗殺を恐れ安全地帯で生息するテロリスト

ウクライナに侵攻したテロリスト
ロシア軍隊を統帥するテロリスト
粛正すべきテロリストはロシアを乗っ取る

ロシア国民よ
プーチンに騙されるな
ロシア国民よ
真実を見極めよ
ロシア国民よ
テロリストの汚名を破り捨てよ

ロシア国民よ
無垢なる者たちの尊い犠牲の上に幸せを求めるのか
ロシア国民よ
虐げられているのはあなたたちだ
ロシア国民よ
過去にテロリストが栄えた国はない

ロシア国民よ
テロリストからロシアの国と民を奪還せよ
テロリストに奪われた平穏と自由を奪還せよ
テロリストが巣くわぬよう悪政を正せよ
テロリストを拘禁し世界の恐怖を一掃せよ

テロリストは戦争犯罪者として裁かれなければならない

〔2022年3月5日書き下ろし。プーチンこそテロリストである。ロシア国民は断じて容認してはならない。過去の世界大戦でアジアを貶めた日本人と同じ轍を踏んではならない〕

公認テロ行為

「平和か侵略か、正義か強者の願望か、行動か見て見ぬふりか」
(1日午後、米ニューヨークの国連本部。ウクライナ危機をめぐる緊急特別会合開催での、ドイツ・ベアボック外相の演説から)

無差別に殺戮する
市民は驚愕し震えおののく

無差別に破壊する
平穏な暮らしを爆破する

無差別にテロを起こす
武器を持たぬ者を平然と殺傷する

テロリストは正義をかざした
敵対する国と民を容赦なく攻撃する

テロリストは臆病者だった
敵対する国と民に疑心を抱き陰に隠れた

テロリストは妄想者だった
敵対する国を支配する強欲に駆られた

テロリストは嘘つきだった
虚実を混ぜながら厳罰を以て信じ込ませた

テロリストの戦術は巧妙だった
核をちらつかせ原発を手にして脅しをかけた

テロリストの言い訳は子ども騙しだった
恥ずかしく情けない姿をいまもさらけ出している

〔2022年3月5日書き下ろし。ロシアは国家の体を為さないテロリスト集団である。重大な戦争犯罪人たちである〕

反戦の声を

反戦の声を誰もがあげよ
反戦の声で大地を揺るがせ
反戦の声で犠牲者を悼もう

人間である証の声をあげよ
平和を求める証の声をあげよ
即停戦を求める証の声をあげよ

ミサイルで都市を破壊する
戦車で強引に押しつぶす
瓦礫の中で抵抗する者たちの声を聞け

ミサイルで市民を殺戮する
核を使うと脅しをかける
前線で命をかけて防衛する者たちの声を聞け

ミサイルが無垢なる命を奪う
無差別攻撃を狂ったように仕掛ける
亡骸を抱いて涙する者たちの声を聞け

ミサイルの砲撃は容赦なく続く
生きながらえても次の恐怖をじっと待つ
怯えながら救助を待つ戦火の子らの声を聞け

反戦の声を世界中に響かせ
反戦の意思を世界中に示せよ
反戦の連帯を世界中に広めよ

〔2022年3月4日書き下ろし。怯えながらいる子らが無事であるように祈るしかないのか。国連総会のロシアへの即時撤退の決議はほんの始まりにしか過ぎない〕

夢織りし子らに

子どもらの夢の世界に遊びたい
思い描くやわらかな世界に迷いたい
やさしく安らぐ世界に包まれたい

見果てぬ夢を追う子らは
儚(はかな)さを乗り越え
流浪し 夢追う旅人となる

夢のひとしずくを 手のひらにのせ
瞳(め)を輝かせて 明日を見つめる
恐れることなく まなざしを注ぐ
凜として すこやかに いまを生きる
ひとりとして 夢をあきらめぬよう
尊き子のいのちとこころを 護りたい

生きる喜びは 夢のひとかけら
昨日とは違う今日を 今日とは違う明日に翔る
世と人を信じて生きる子は 楽しき夢を織る

〔2022年3月3日書き下ろし。今日は師の82歳の誕生日。お孫さんへのたくさんのおもいもここにあるかと〕

子どもと生きる

子どもと生きる
子どもに教えられて 人としての道を学ぶ
子どもに信じられて 人としての道を歩む

子どもが生きる
子どものいのちを 人として護らねばならない
子どもの明日を 社会として創らねばならない

子どもと生きる
子どものまなざしに 人としての倫理を問われる
子どものまなざしに 人としての仁愛を問われる

子どもが生きる
子どもの抱く夢を 人として育てたい
子どもが学ぶ環境を 社会として保障したい 

子どもと生きる
子どもの憧れを 人として決して無にしてはならない
子どもの憧れを 人として決して裏切ってはならない

子どもが生きるいま
子どもの悲歎は 人として断じて与えてはならない
子どもの恐怖は 社会として断じて許してはならない

〔2022年3月2日書き下ろし。子どもを真ん中にしよう。平和への意志表示〕