阪野 貢 のすべての投稿

夢織り人

幼児(おさなご)の夢の世界に遊びたい
思い描くやわらかな世界に迷いたい
やさしく安らぐ世界に包まれたい

見果てぬ夢を追う子らは
儚(はかな)さを 愉快に乗り越え
涙(るい)することなく いつか夢追う人となる

夢のひとしずくを 手のひらにのせ
瞳(め)を輝かせて 明日を見つめる
恐れることなく まなざしを注ぐ
凜として すこやかに いまを生きる

生きる喜びは 夢のひとかけら
希望につながる 夢の通い路 
世の不条理に負けず 夢の織り人(びと)となる

〔2020年12月8日書き下ろし。太平洋戦争の開戦日に、平和への願いを託す。夢を織る子を護るのは、私であり、あなたでありたい〕

もう泣かないで

もう泣かないで 泣かないで
涙は止まらず 頬を流れる
そのわけは 痛いほどによくわかる

幼気(いたいけ)な子の涙は 心にしみる
その泣き声は 心を刺す
その眼力は 心に食い入る
  
幼児(おさなご)は号泣する 
母を求めた 緊急事態
不安にかられた 恐怖
空腹にあらがえない 飢餓
病に冒された 苦痛
武器を持つ者たちの 悪魔の形相

泣かないで 泣かないで
涙を止める なにものも持たない者たちの懇願
涙涸れて眠るまで ただ抱きしめる者たちの愛撫

世界は 強欲に満ちている
この子らの死を 受け入れるしかない者たち
この子らの死に 痛みすらも感じぬ者たち
この子らの死は 戦いの犠牲だと豪語する者たち

世界は 憎悪に満ちている
勝利を盗んだと叫ぶ者たちは 憎しみを煽り続ける
教条に縛られた者たちは 聖戦を唱えて武器を取る
戦乱を演出する者たちは 武器で儲けてほくそ笑(え)む

世界は 非情に満ちている
厭世との別離
悲観の克服
尊厳の回復
絶望から希望への回帰
世に生まれた理由と生き様を問う 

泣かないで 泣かないで
平穏な暮らしを 抱(いだ)くだけのこと 
涙しながら 苛酷な世界に生きる
欲望に囚われし者たちが 裁かれる日を夢見て
涙を止める日々の闘いは これからも続く

〔2020年12月7日書き下ろし。コロナ禍で感染と紛争が続く。幼気な子らが犠牲となる。その愚行を際限なく残酷に繰り返す者たちこそは、欲望に心囚われし者たち〕

自家製の干し魚

いま 青森八戸産のマサバを干した
ようやく 自家製の干した魚が食べられる
干し網を買うのを 手控えていたことが
アホらしかった

アミノ酸が 干し魚の旨味を引き出す
子どもの頃から 軒下にずいぶん魚を干した
網など無用で 天日干し
イワシは 定番
宗八カレイは 最高
真ホッケの開きは 言うことなし
父は釣った秋鮭を 寒風にさらす

スーパーで買うのが 当たり前になっていた
パック越しに 身の厚みを計りながら
当たり外れの確率を 値段と見合う

自家製の干し魚へのおもいは捨てられず
構えるほどの 値段じゃなかった850円
待望の干し網を ついに手にした

ベランダの物干し竿をセットする金具にぶら下げる
カラスも寄っては来ないだろうと思いつつ
なんだか干し網の存在が 嬉しい

寒風にさらされて 熟成度を増すマサバ
冬の夜に憩う 呑兵衛の肴となって
舌と心を潤す 至福の時は流れる
そう想像するだけで なんとも楽しい

〔2020年12月7日書き下ろし。忘れかけた暮らし方を思い出し、節約を心がけながら、旨い肴を酒の友としたい呑兵衛の願望、安価な投資で実現する〕

Gabriel Sayre,Healing a Lost Cause

Fragile, ceaselessly shattering.
Sickly, senselessly battered.
Desolate, isolated.
Rocking back and forth.
Struggling drowning in regret.
Can`t breathe, choking on despise.
Resentment drawn within,
Fueled by their eyes.

Remembering…
To ignore erratic irrationality,
Undo unreasonability,
Overcome adversity.
Keep all dreams afloat.

Taking action…
To live with love and purpose,
Such is the goal.
Rest, recover and recuperate,
Remind oneself to take care.
When words fail, feelings prevail.

「心守る詩」を書き続けること
鳥居一頼

壊れそうなもろい心
傷つき病んだ心
哀しくてやりきれない心
悩みと不安に揺れる心
おもいを断ち切ろうとする心
見下され虐げられた心
許しがたい憤りの心
人は人によって心に大きなダメージを負う
だから
不条理に立ち向い
理不尽にあらがい
逆境を跳ね返し
夢をあきらめない
そして
ひたむきに愛に生きる
そんな心模様を描きたい
せめて一時でも心を癒やし励ましたい
あなたの心を守る詩を贈りたい
非力な私の揺るがぬおもいです

〔2020年12月8日。「世語り」のリード文を英訳した共同研究者の照山氏の学校でALT(外国語指導助手)をしているカブリエル氏が、詩のタイトルの英訳を読んで、彼なりのフィーリングで超英訳版の詩を作りました。ガブリエルスタイルをお楽しみください〕

さよならも言えずに

来世の約束も 出来ぬままに
不思議な縁(えにし)に結ばれた
あなたは 一人旅立った

望みは小さなものなれども
ささやかに忍ぶ暮らしも
あなたとならば 仕合わせだった

野分けに冷たき風の吹きしころ
不意にコロナが襲い来る
あなたになぜと いたたまらなかった

我が身も心も投げ出せぬ
会うことすら叶わぬ病床で
あなたは 生死をさまよった

野に枯れる花なれしも
地には深き根を下ろす
あなたは 生還すると信じていた

救命のたゆまぬ努力費やすも
いのちの灯 小さくなりて
あなたは 静かに目を落とす

臨終に立ち会うこともできず
手を握ることさえ 拒まれた
あなたと さよならをかわせなかった

荼毘(だび)にふされた あなたを抱いて
二人の小さな仕合わせに感謝する
ありがとう あなた
さよなら あなた

〔2020年12月7日書き下ろし。コロナの死者数が増えている、さよならの言えない別れに辛さに家族もそして医療者も臍をかむ〕

付記
国内感染、1週間で1万5000人増 死者は233人増 新型コロナ
国内で確認された新型コロナウイルス感染者は7日午前10時現在、クルーズ船の乗船者らを含め16万3658人に上り、前週より1万5379人増えた。
死者は233人増で累計2372人。死者数の増加が顕著だ。1週間で確認された死者は11月2~8日が48人で、その後の2週は約20人ずつ増え、同9~15日が71人、同16~22日が93人。同23~29日は前週比45人増の138人だった。12月6日までの1週間では、1日当たりの死者が40人を超えた日が2日あり、11月29日までの1週間の死者より100人近く増えた。1週間で確認された新規感染者数は11月9~15日に1万人を超え、その後の2週は1万4000人台で推移していた。(時事通信2020年12月7日) 

男は姑息な言葉で勝負する

哀悼の意に似た 
乾いた言葉の連続だった
視線の冷たさが
抑揚につぶさに表れていた

何を語っても 単調で無味だった
聞いていて 嫌気がさした
あきれた あきらめた 見限った 
無関心への誘導作戦は まんまと的を射る

何も変わることのない
ペーパー通りのしゃべり
いま言うことかと 政策掲げ自画自賛
具体的な対策を示すことなく
質問も淡々と消化する
緩慢さが その場の空気となる

記者会見で見た 性根の怖さ
政治家への不信を さらに深めた
コロナ対策への期待を さらに裏切った
社会不安を さらに強めた

自分の言葉を持てない男
崩壊寸前の医療現場の状況
国民生活の厳しさ
理解せずとも トップに留まる

自分の言葉で語れぬ男
その場しのぎの言葉で飾る
ヴィジョンも描けず 言葉に詰まる
だから時々机を叩き 脅しをかける

自分の言葉が貧しい男
桜もカネも学術会議も 他人事
「答弁を差し控える」
この一言で 責任負わずに全てを通す

自分の言葉を楽しむ男
平然と嘘をつくタイプから
ボロを隠すタイプへのシフト変更
どちらも 丁寧に誠実にスピード感を持って
国会軽視・国民無視・倒産黙認・大企業保護優先の轍を踏む

自分の言葉で自滅する男
「私の立場では…」では 誰も納得できぬ
危機管理意識の乏しい者たちと 群がりつるむ
仲間の失敗 いつかかばい切れずに瓦解する 

悪しき治政への想像力を働かせよ
亡国への道を 見境なく切り拓く
槌の音は 耳を塞がれた者たちには
なにも聞こえない
不気味に迫る暗闇が ひたひたと広がり
子どもらの未来を小さくする
ささやかな夢さえ奪い 
生きにくさを 無理強いする 

政治家の言葉に 惑わされてはならない
自らの言葉で語らぬ者ほど
自らの言葉を持たぬ者ほど
自ら発した言葉で遊ぶ者ほど
信用に足らぬことを わきまえよう
詭弁には 正しく「NO!」を突きつけよう 

政治の束縛から解かれよ
ストップするのは 賢明な民意
庶民を語る欺瞞を 叩かねば互いに覚めない
覚醒した者たちが いま声を上げる
メディアも心して 核心をついて
悪しき政治と卑しき政治家らと 対峙せよ

〔2020年12月6日書き下ろし。本当に表現しにくい政治家である。裏の顔を暴露できないストレスが溜まる一方、危うさが纏わり付く〕

付記
国語学者・金田一秀穂さんが読む首相の「姑息な言葉」すり替えと浅薄、政策にも
「総合的・俯瞰(ふかん)的」「多様性」「バランス」「既得権益」…。日本学術会議の任命拒否問題を巡っては、菅義偉首相が抽象的なフレーズを繰り返す場面が目立つ。具体性を著しく欠いた国のトップの説明は、日本語の専門家にはどう映っているのだろうか。
国語学者の金田一秀穂さんは「本来的な意味での『姑息』(こそく)」と指摘し、政権が打ち出す政策にも相通ずるものがあるとみる。菅さんは抽象的な言葉が多い印象です。どう見ていますか。
◆あまり考えた発言とは思えないですね。その場その場をしのげればいいと思っているんでしょう。(学術会議について)「女性が少ない」とか「私立大所属が少ない」「既得権益」とか、思いついたことをとりあえず言っている感じですね。これらは中身を伴わない、何の意味もない言葉です。「何も考えていないんだろうな、この人は」と思いますね。ポリシーがあって言っているわけではないことが分かってしまう。
つまりは姑息なんです。姑息は「ひきょう」という元々なかった意味で使われることが多いですが、本来の意味は「その場限り」。菅さんはその場限りの答弁を繰り返して当座をしのぎ、いずれ国民が飽きて聞く気がなくなるのを待っているんでしょう。(後略)
(毎日新聞2020年12月6日)

菅内閣の支持率が急落、50%に コロナ対応「評価しない」55%
共同通信社が5、6両日に実施した全国電話世論調査によると、菅内閣の支持率は50.3%で、前回11月から12.7ポイント急落した。政府の新型コロナウイルス対策は「評価しない」が55.5%。感染防止と経済活動のどちらを優先すべきか尋ねたところ「どちらかといえば」を含め「感染防止」を挙げたのは計76.2%に上った。「桜を見る会」疑惑を巡り、安倍晋三前首相の国会招致を60.5%が要求。57.4%が政府に再調査を求めた。新型コロナ対応を「評価する」は37.1%で、11月の前回調査から賛否の多数が逆転した。回答は固定電話524人、携帯電話519人。(共同通信2020年12月6日)

背負い込んだ重さ

断り切れない人の頼み事
不承不承で引き受けた
民生委員の活動とその役目
責務の重さに目眩(めまい)した

問われる人柄と教養
持ち合わせのなさに 逃げ出したくなった
ましてや 赤の他人とのコミュニケーション
経験値もノウハウもなく 寡黙になった
  
活動を支えるものは何だろう
福祉の専門知識
事務処理の適切な能力
仲間との上手なつき合い
当事者との信頼関係づくり
町内会や社協とのつながり

大事なことだけれど
身につけるには おいそれとはいかない
だから余計に 出来ない自分が恨めしかった
活動が重たいと いつも感じていた
人と向き合う自信は いま一つなかった
モチベーションが低いと知りつつも
幾多の学びの機会と活動を得て
心の重荷を いくらか軽くしたいと願った

背負い込んだ重さは
思い込みの頑なさ
心の器量の狭さ
世間とのつながりの薄さ
そして 人と社会への関心の低さ

あるとき はたと気がついた
気の重さが その分相手の重さとなることを
冷めた言葉が 相手の弱くなった心を刺すことを
事務的な対応が 相手の警戒心を強めることを

自身を理解することなしに
相手と向き合うことの 気恥ずかしさを知る
自身を高めることなしに
相手に添うことの 思い上がりを知る
自身の心の弱さを知ることなしに
相手と対等になれぬことの 口惜しさを知る

心の負担は モチベーションのバロメーター
活動へのためらいも
関わることのしんどさも
続けることのことわりも
こころ模様と気力に表れる

心の負担は なくなることはない
相手の心と暮らしに 添うことで
心の痛みが 伝わってくる
不安や求めが 見えてくる
地域で生きることのしんどさを 感じる
でも 安堵した笑顔が 素直な喜びとなった

人により 与えられる〈学び〉は
迷いに始まり 人の道へと誘う
情に始まり 情感を豊かに耕す
出会いに始まり 人生をさりげなく彩る 

〔2020年12月5日書き下ろし。道民児協主催の初任者研修講師をなぜ引き受けたのかを自問自答している。いまは1月末から開始される全道9カ所での無事の開催を願うだけ〕

瓢箪から駒

北海道選挙区 自民党の衆院議員吉川貴盛
昨年の道知事選では党道連会長として
管首相の意中の候補 鈴木知事の擁立を主導した
9月の総裁選では 管選対の事務局長で仕切った
自民党の選挙対策委員長代行
二階派の事務総長の要職を担う

18年10月から1年 安倍政権では農水相を務めた
18年11月に200万円
19年3月に200万円 8月に100万円
大臣室で2回 ホテルで1回
鶏卵生産大手「アキタフーズ」が現金を渡した疑いが生じた

スキャンダルが あからさまになると 診断書が用意される
心臓に疾病を抱えていたと 言い訳しながら
先週不整脈で急遽入院とは タイミングが良すぎる
早々に要職の辞任も 手回しがいい
迷惑をかけたのは 党と派閥 
札幌の支援者にではない
基幹産業の農水の関わる政治家が 懲りずに懐を潤す

事の発端は 19年の参院選広島選挙区をめぐる買収事件
6月東京地検特捜部は 
衆院議員河井克行被告と妻の参院議員案里被告を逮捕した
7月アキタ社は 関連先として家宅捜索を受け 露見した

農業水産分野に影響力を持つ「農水族」の有力議員
18年11月 北海道で立件された太陽光発電システムをめぐる詐欺事件
その裁判で 関与が取りざたされていた 
疑惑を そばにおいた議員だった
鶏卵業界は「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の視点から
日本のケージ飼育を否定し 国際機関の基準作りが進む
卵の価格が下がった時には 国が補助金云々も課題だった
アキタ社長は 業界団体のドンとして 面会時
「業界のために動いてほしい」と 現金を包む

利権と絡むのは 政治家の王道
文教分野は金にはならぬが 
学術会議が兵器の開発に絡めば 話は別
厚労分野も医師会と薬が絡んで 不自由はしない
環境分野も水と核が絡めば 新しい草刈場 
公共事業分野も 言うに及ばず外れなし
だから議員バッジは 終生外せない
崇高な志は すぐに金に換算されてなんぼのもんとなる

この決着 
灰色にするには リスクが大きい
火の粉をかぶらぬよう 穏便に曖昧にして済ませたい
それが 不徳を続ける政治家たちの本音か
同じ穴のムジナは 司直の手が伸びることを警戒する

野党の追及に 得意の台詞がすぐ浮かぶ
「この件については現在捜査中ですのでコメントは差し控える」
議員の不始末 出処進退は個人に帰する
政界の断捨離は 誰も手がつけられぬ

〔2020年12月2日書き下ろし。謝る相手が違うでしょ。いつも議員先生の不祥事の度にそう思う。そしてコロナ禍で喘ぐ札幌の街に、政治不信の灰色の雪を降らす〕

付記
吉川元農相、自民党の役職辞任 疑惑受け、二階氏に伝達
自民党の吉川貴盛元農相は2日、鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表による自らへの現金提供疑惑を受け、党選対委員長代行など全ての党役職を辞めるとのコメントを発表した。「国会審議と党運営に迷惑を掛けたくない」との理由で、二階俊博幹事長に伝えたという。
先週、不整脈となり急きょ入院していると説明。「ご心配を掛けていることをおわび申し上げる。当局から説明を求められれば、入院中ではあるが、誠実に対応したい」とした。(北海道新聞2020年12月2日)

愁眉を開く

師走の初日
豪雪地帯には 30センチを超える雪が降った
一方クラスターのつむじ風は 
おさまることを知らず 気の向くままに吹き続ける
医療従事者や福祉介護者を挑発し
賢明なケアを嘲笑(あざわら)うかのように
苦しみを容赦なく与え 死へと導く

病院 福祉施設 学校 職場
クラスターの発生は 160余件を数える
病に伏す人や老後を平穏に暮らす人や場を 果断なく襲う
旭川市の3カ所の医療機関は 医療崩壊の危機にあえぐ
札幌をはじめ地方の地域基幹病院も 逼迫する事態に陥る
ベッドを確保しただけでは 何の意味もない
看護する人がいないことが 問題なのだ
現場から 行政の対応に強い不満の声も上がっている

10月まで10人の感染者しかいなかった
札幌近郊のベッドタウンのマチ
11月 80人もの感染者を数えた
福祉施設のクラスターが 数箇所で発生した
職員の感染も目立ち PCR検査が実施された
施設内の濃厚接触者や家族の検査の結果で さらに広がる

介護の現場は 介護や看護の人手が不足する
離脱者が多ければ 助けられる命も危うくなる
近隣の施設から 要請を受けて職員を派遣する
彼らもまた 感染地帯に覚悟を決めて入ってゆく
利用者の苦しむ姿を見ながら 助けたい一心で
身体接触は避けられない リスクの高い仕事に 
互いの無事を祈りながら
心を添えて 献身的な介護に励む
今日の仕事を終えて 家族の元に
無事なただいまを告げて欲しい
報道以上に厳しい現実の中に立ち
明日もまた新たな覚悟で利用者に添う
 
いま感染リスクの高い職場で働く方々の
崇高な姿を想像しませんか 
命と暮らしが守られている事実に 感謝しませんか
そして
愁眉を開く日が 1日でも早く訪れることを
共に祈りましょう

※愁眉を開く(しゅうびをひらく):心配ごとがなくなって安心する。

〔2020年12月2日書き下ろし。なぜ道内のコロナ感染のレポートを続けるのか。何もできずに老いる者が。命と暮らしを守る人たちの奮闘の記録の一端になればというおもいからである〕

付記
北海道で”過去最多”14人死亡…206人感染 3日ぶり200人超 札幌141人
北海道内で12月1日、新たに新型コロナウイルスの感染者が10人死亡し、感染者があわせて206人確認されたことがわかりました。
亡くなったのは北海道発表分の60代と70代の男性と、旭川市の8人です。1日は札幌市で4人の死亡が発表されていてあわせて14人。1日の死者数としては過去最多で、北海道内での死者は、計208人となりました。
内訳は、北海道発表分26、札幌市141、旭川市37、函館市1、小樽市1人です。旭川市では新たにクラスターが2つ確認されています。
北海道内では、3日ぶりに200人台となりました。100人を超えているのは27日連続です。(UHB北海道文化放送 2020年12月1日)

明確なメッセージ

これから 大臣の選考会をいたします
大臣になりたい人は 派閥毎にお並びください
次に 当選回数順にお並びください
先頭の方 優先順位のプラカードをお持ちください
無派閥の方は 余ったプラカードがあるはずです

大臣候補者の選別が始まった
身体検査は 鬼門のようでそうでもない
専門的見識よりも いかに派閥に貢献したかがポイントだ
不祥事起こせば それまでのこと 
出処進退は 個人問題
任命権者には 免罪符が渡される

問題は その職に適した人材であるか否か
主要なポストを 重鎮の派閥で押さえれば
あとは適材適所と 適当に誤魔化す
ド素人が国の防衛を担うという 
奇想天外な任命など いまじゃ驚くに値しない
大臣の能力なんて 雑魚に問われることはない
きっとそう豪語することだろう

そもそも 管首相はその器にあらず
安倍政権のスポークスマンが長すぎた
原稿読むだけの 代弁者
ドイツの新聞が 「輝きがない」と批評する
日本の政治家の劣化は ここに極まる

トランプの醜いあがきも トーンダウンする中
バイデン次期大統領の組閣は進む
明確なビジョンとミッションを 人選で示す
トランプ後の 国の立て直しに必要な事は何か
それを担うに相応しい人材は誰か
昏迷した国を救うリーダーとしての 確固たる意思が 
組閣人事に 明確なメッセージとして 反映される

実績と堅実を評価した 老獪(ろうかい)な登用は
現実を見据えながらも 斬新である
予想を超える抜擢に ワクワク感すら覚える 
組閣の醍醐味を 見事に演出する
国を二分したしこりが 色濃く残る
それでもなお コロナ禍で疲弊している者たちへ
明日への光を与える力が 政治であることを如実に示す

国を二分する大統領選を勝ち抜いた男と
派閥の結託で決められた男との違いは歴然だった
他国の組閣について
人事上の事柄なので 答えは差し控えさせていただく
間の抜けた答弁が しょうことなしに続く 
劣化から退廃にシフトし 形骸化していく民主主義

〔2020年12月1日書き下ろし。自民党に対し、国と命を差し出して全権を委ねた覚えはない。彼らのいう民意とは一部の支持者の意向だけで全権委譲では決してない〕

付記
菅氏は「輝きのない首相」 独紙が批判的論評
【ベルリン時事】30日付のドイツ高級紙・南ドイツ新聞は、菅義偉首相について「輝きのない首相」と題する記事を掲載した。
前政権の保守路線を継続する以外に「ほとんど野心がないように見える」などと批判的に論じている。
記事は、菅氏が二酸化炭素(CO2)排出量を2050年までに実質ゼロにする目標を表明した際には輝いたが、「それ以外には何があるだろうか」と指摘。日本学術会議会員候補の任命拒否問題でつまずき、観光支援事業「Go To トラベル」では国民から疑問の声が出ているとした。
菅氏が電話会談でバイデン次期米大統領に北朝鮮による拉致問題解決への助力を要請したことに関しても、気候変動や国際紛争などが焦点となっている世界情勢下では「優先順位は落ちる」と主張。韓国への姿勢を含め、「日本第一主義的な見解」に固執し行き詰まっているのではないかと論評した。(時事通信2020年12月1日)